IMG_0047

 昨年に引き続き講演を行いました。

 今回は、講演タイトルは「過労死防止対策推進」です。長時間労働が体に与える影響は、労働時間が週60時間以上の労働は心筋梗塞の発症率は2.4倍上昇させ、1日5時間以下の睡眠は脳・心臓疾患の発症を1.8倍~3.2倍に上昇し、また心身の疲労はうつ病をはじめとした精神疾患の発症にも悪影響を与えるとのデータがあります。

 厚生労働省が調べている「年間総実労働時間」は減ってきていますが、短時間労働者(パートタイム労働者)が増えてきているので全体が押し下がっているだけで、正社員はバブル期並みの労働時間となっています。

 過労死の防止には、まず労使で「働く人の労働時間の管理」と「長時間労働は体に悪影響を及ぼす」との認識が必要です。

IMG_0042